ドミノピザの店員が顧客の命を救う

米オレゴン州に住むカーク・アレクサンダーさんが瀕死の重体で発見された。彼の命を救ったのはドミノピザの店員だったという。
アレクサンダーさんはピザが大好物で、過去7年間にわたり、近所のドミノピザからほぼ毎日のようにデリバリーを頼んでいたそうだ。しかし先週日曜、この店でドライバーとして働くトレイシー・ハンブルンさんがふと、アレクサンダーさんからの注文が11日間も途絶えていることに気付いたという。
心配になったハンブルンさんは、アレクサンダーさんの家を訪ねたがノックしても反応がない。呼びかけるも返事はなく、電話をしてもすぐに留守番電話になってしまう。窓から家の中をのぞくと、テレビがつけっぱなしになっていたそうだ。何かあったに違いない、と911に通報した。
駆け付けた保安官が、床に倒れて助けを請うアレクサンダーさんを発見し、病院へと緊急搬送。保安官事務所のスポークスマンによると、発見があと少しでも遅ければアレクサンダーさんは命を落としていた可能性があったという。病名は明かされていないが、現在は治療により容態は安定しているという。
店舗のゼネラルマネージャー、サラ・フラーさんは「彼はオンラインで注文するので、スクリーンに表示されるんです。それを見て『あ、カークのオーダーよ』というのが日課みたいなものですね。彼は大切なお客さまであり、私たちの家族の一員なんです。今回は手助けができて本当にうれしく思います。回復をお祈りしています」と話したという。
以前にもアメリカではこうしたピザの注文が途絶えたことで店舗側が心配して顧客の安否を確認しに行ったという話があった。アレクサンダーさんに何があったのか気になるが、思いがけないことから命が救われて本当によかった。顧客のことを大切にしている店舗がこれからも増えていってほしいものだ。